ドル円111円台で小動き。

著者:遠藤寿保
投稿:2017/05/22 09:46

マーケットコンディション

先週末のドル円は、111.46円で始まると、東京時間は、111円台半ばから前半での重い値動きとなった。ロンドン時間、「ロシアゲート疑惑」に対する懸念が一服となり、欧州通貨やクロス円が上昇し、ドル円も111.70円まで上昇するが、その後は111円台半ばまで戻された。NY時間、ブラード米セントルイス連銀総裁の米利上げに否定的なコメントを受け。ドル円は111.03円まで下落。その後はNYダウ平均・日経平均先物が上昇した事を受け、111.66円まで上昇したが、押し戻され111.21円でクローズをむかえた。

ドル円111円台で小動き。

ドル円は111円台で小動き。112円を超えない限りは、5/18の安値110.23円が底値と判断できない状況とみる。しかし、「ロシアゲート疑惑」がトランプ米大統領の弾劾まで、引っ張る可能性は低いと見ているが、マーケットが弱気だと、売り材料がフォーカスされるものである。目先材料不足という事もあり、暫くは110円台後半から111円台後半での小動きが続きそうだ。

☆戦略

◎買い
111.80買いポジション
<TP114.50/SL109.80>

注)本日の予想は5月22日9:45に寄稿したものです。売買戦略は、あくまで参考であり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想