午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、連休の谷間で動き鈍い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/01 11:35
 1日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は小幅続伸。4月28日の米長期債相場が底堅く推移した流れを引き継いで始まったが、連休の谷間とあって全般的に動きが鈍かった。

 日銀は前週末に5月の国債買い入れ方針を発表。「残存期間3年超5年以下」の1回あたりの買い入れ予定額を2500億~3500億円と、4月の3000億~4000億円から引き下げたが、市場では予想通りとの見方が多く、相場への影響は特にみられなかった。なお、日銀はこの日、国債買い入れを発表し、「残存期間3年超5年以下」の買い入れ額を前回から200億円減額した一方、「同1年超3年以下」と「同5年超10年以下」の買い入れ額は据え置いた。

 午前11時の先物6月限の終値は前週末比1銭高の151円03銭。出来高は6584億円だった。現物債は10年債と20年債、30年債いずれも取引がまだ成立していない。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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