来週の為替相場見通し=フランス大統領選が相場左右
来週の外国為替市場のドル円相場は、フランス大統領選の結果が相場を左右しそうだ。予想レンジは1ドル=108円00~111円00銭。
この週は、17日に108円10銭台へ下落したが、その後は値を戻し21日には109円40銭台まで上昇した。来週の相場は、23日に予定されているフランス大統領選挙の第1回投票の結果に左右される面は大きい。国民戦線のルペン党首と中道独立系のマクロン氏が第2回目投票に向かう結果となるなど、今後の展開が予想できる顔ぶれになれば、市場は徐々に落ち着くとみられる。来週は国内では26日から27日に日銀金融政策決定会合が予定されているが、政策は現状維持が予想されている。海外では、25日に米3月新築住宅販売件数、27日に欧州中央銀行(ECB)理事会、28日に米1~3月国内総生産(GDP)速報値が発表される。特に、米1~3月GDPは注目されそうだ。25日は朝鮮人民軍創軍85周年を迎え、地政学リスクの面からの関心は高い。また、28日には米政府の暫定予算の期限を迎え、この期限までに新たな予算の策定で合意する必要がある。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
この週は、17日に108円10銭台へ下落したが、その後は値を戻し21日には109円40銭台まで上昇した。来週の相場は、23日に予定されているフランス大統領選挙の第1回投票の結果に左右される面は大きい。国民戦線のルペン党首と中道独立系のマクロン氏が第2回目投票に向かう結果となるなど、今後の展開が予想できる顔ぶれになれば、市場は徐々に落ち着くとみられる。来週は国内では26日から27日に日銀金融政策決定会合が予定されているが、政策は現状維持が予想されている。海外では、25日に米3月新築住宅販売件数、27日に欧州中央銀行(ECB)理事会、28日に米1~3月国内総生産(GDP)速報値が発表される。特に、米1~3月GDPは注目されそうだ。25日は朝鮮人民軍創軍85周年を迎え、地政学リスクの面からの関心は高い。また、28日には米政府の暫定予算の期限を迎え、この期限までに新たな予算の策定で合意する必要がある。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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