【4月18日予想】誰もが買いに入りにくい展開

著者:西村剛
投稿:2017/04/17 23:35

基本的に売り優勢の展開は変わらず

17日の日経平均株価は、
前日比19円63銭高の18,355円26銭で引けました。

米ドル為替の円高進行が一服したことで、
本日の日本株市場は買戻しが入りました。


北朝鮮のミサイル打ち上げが失敗に終わったことで、

一旦は、米朝の衝突は回避できたことで、
本日の日本株はわずかながら買戻しが入っています。

しかし、北朝鮮の地政学リスクは低くなってはおらず、
現在は様子見している状況です。


私の分析によれば、これより一ヶ月間の日本株市場は、
今の水準よりも大きく下がる可能性が高まっています。

その理由として挙げられるのが、

3月30日から4月10日までの8営業で
日経平均株価が8日連続ローソク足で陰線」をつけているからです。

ローソク足が陰線の状態は、
終値が始値を下回っている状態です。

つまり、これは株価の勢いが、弱まっていることをさします。


日経平均株価が8営業日連続で陰線をつけたことは、
過去に「7回」あります。

実は、過去7回ともに、8営業日連続で
陰線をつけた一ヵ月後は、大きく下落しています。

過去の相場を見る限りでは、
今後一ヶ月間は軟調な相場が想定されるでしょう。


17,500円前後まで急落してもおかしくないでしょう。


以上から、今週も引き続き北朝鮮情勢の不透明さを背景に
リスク回避の動きが広がる可能性が高く、

18日の日経平均株価
「下落して引ける可能性がある」と判断しました。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想