外為サマリー:一時1ドル111円50銭台に上昇後、軟化、米ヘルスケア法案の行方注視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/23 15:40
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=111円39銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭前後のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=120円20銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前10時過ぎに一時111円57銭まで上昇したが、その後は軟化し、午後2時過ぎには111円28銭まで値を下げる場面があった。医療保険制度改革法(オバマケア)の代替となるヘルスケア法案は米国時間のきょう下院での採決が予定されている。否決された場合、トランプ政権が進める大型減税や規制緩和の実現にも不透明感が強まるとも見られている。「トランプ政権の今後を占ううえでの分岐点となる可能性も」(アナリスト)との見方もあり、市場には様子見姿勢も強まっている様子だ。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0790ドル前後と前日に比べ0.0010ドル前後のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ