J・TECが反発、ジャックの中国における特許権利を譲渡し17年3月期業績予想を上方修正◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/03/23 09:17
 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>が反発。22日の取引終了後、中国における自家培養軟骨ジャックの特許に関する一切の権利を富士フイルムホールディングス<4901.T>傘下の富士フイルムへ譲渡・移転すると発表。これに伴い17年3月期業績予想を上方修正したことが好感されている。

 譲渡するのは、ジャックの製造方法や細胞容器などの一切の権利。譲渡価格は一時金3億円としており、中国で日本国内同等以上の公定価格が定められた場合は、公定価格に基づく予想売上高・利益を勘案して再算出するという。

 これに伴い、17年3月期の単独業績予想について、売上高を20億9800万円から21億円(前期比46.9%増)へ、営業利益を1100万円から2億8000万円(前期7億2200万円の赤字)へ、純利益を500万円から2億4300万円(同6億8100万円の赤字)へ上方修正した。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
537.0
(15:00)
+4.0
(+0.75%)
3,762.0
(15:00)
-4.0
(-0.10%)