マーケットコンディション
昨日のドル円は、112.54円で始まると、東京時間は、米国による貿易不均衡是正が懸念され112.24円まで下落。午後は、買戻しが先行し112.85円まで回復。ロンドン時間、欧州通貨高によるクロス円の上昇を受けドル円は112.86円まで上昇するが、112円台半ばに押し戻された。NY時間、米新政権の法案可決が進まず、政策進展への不透明感から米株が下落・米長期金利の低下、また原油価格の下落などもあり、リスク回避の円買いで、ドル円は112円を割り込み111.54円まで下落。その後、買戻しが入り111.73円でクローズをむかえた。
ドル円、下攻め111円台！
ドル円は、112円から115円のレンジから、111円台と下割れした。決定的な材料がない中、テクニカル的に下値を試した感じがする。今朝方は、111.40円まで下落し、2/7の111.59円をあっさりと割り込んだ。次のサポートラインは、週足一目均衡表の雲上限である111.31円レベル、118.66円からの下落基調で、115.51円が戻り高値と想定した場合の下値拡張61.8％が111.14円レベルとなり、これらを割り込むと、一気に下落基調に変化する。111円台で踏みとどまれるかがポイントとなりそうだ。
☆戦略
◎買い（111円割れで撤退）
注）本日の予想は3月22日9：50に寄稿したものです。
売買戦略は、あくまで参考であり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
