【3月1日予想】議会演説を無難に通過し再度上昇局面に

NYダウの過去最高値更新が追い風に

28日の日経平均株価は、
前日比11円52銭高の19,118円99銭で引けました。

NYダウが過去最高値を更新し、
前場は買い優勢で推移していたものの、

トランプ大統領の議会演説を日本時間28日夜に控えて、
大引け間際にはポジションを解消する動きが出たことで、

日経平均株価は小幅な上昇に留まりました。



直近の株式市場は、トランプ大統領の行動で、
良い意味でも悪い意味でも値動きが荒い相場展開となっています。

トランプ大統領が期待を持てる発言をすれば株価は上がり、
失望するような発言をすれば株価が下がる、

といったトランプ次第の相場と言えます。


トランプ大統領が期待を持てる発言をし、
それに反応して株価が上がっている状態は、

まだ上昇相場が続いている証と言えるでしょう。

これが仮に下落相場に突入している場合には
どんなにトランプ大統領が期待を持てる発言をしたとしても、

株価の反応は薄く、軟調に推移するでしょう。

そういった意味では、現時点では
米国大領領選挙後のトランプ相場は継続していると言えそうです。



日本時間2月28日夜に行われた議会演説では、

おおむね懸念される発言等もなく、
米国株式市場も好意的に受け止めています。

NYダウが過去最高値を更新していることから、
日本株市場は好調に推移する期待が持てるでしょう。

よって、3月1日の日経平均株価は、
「上昇して引ける可能性がある」と判断しました。