日本時間3/1(水)AM11時、米大統領議会演説待ち!

著者:遠藤寿保
投稿:2017/02/28 09:37

マーケットコンディション

昨日のドル円は、112.15円で始まると、東京時間は、スコットランド独立懸念やトランプ米大統領の議会演説にネガティブとなり111.90円まで売り込まれた。その後は、議会演説を控え112円台前半で小動きとなった。ロンドン時間、欧州政権リスクは落ち着くものの、議会演説を控え112円台前半で小動き継続。NY時間、米長期金利の上昇を受け、ドル円は112.48円まで上昇したが、戻り売りで再度112円割れとなるが、トランプ米大統領が「インフラ投資を大きく拡大する」と強調したことを受け、ドル円は112.83円まで上昇し、112.72円でクローズをむかえた。

日本時間3/1(水)AM11時、米大統領議会演説待ち!

マーケットの注目は、トランプ米大統領議会演説待ちとなっており、「驚異的な税制改革案」への期待感が高まっている。一部延期の可能性もあるといわれているが、インフラ投資や国境税など、ドル買い要因としてみられている。テクニカル的には、日足ベースの一目均衡表の雲が細まっており、日柄的に大きな動きがなければ下抜けとなるが、本当にサプライズ的内容であれば、115円突破の可能性もありそうだ、月末のフローによる買いは出てきそうだが、明日の日本時間11時までは、動けない状況とみる。

☆戦略

買い (111円割れで撤退)

注)本日の予想は2月28日9:40に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想