ドル円下攻めとなるが、トランプ米大統領議会演説待ち!

著者:遠藤寿保
投稿:2017/02/27 09:41

マーケットコンディション

昨日のドル円は、112.58円で始まると、東京時間は、月末実需の買いが入り、112.95円まで上昇したが、その後は上値が重く112円台後半で推移。ロンドン時間、ユーロ円などクロス円の下落を受け、ドル円は112円台前半まで下落。NY時間、ドル円はロンドンフィックスに112.47円まで買戻しが入るが、その後、クロス円の軟調が重石となり、111.93円まで売り込まれ、112.12円でクローズをむかえた。

ドル円下攻めとなるが、トランプ米大統領議会演説待ち!

ユーロ円が、今年の安値を更新となり、クロス円全般が下落となった。こういう流れだと、ドルが上昇した場合、対欧州通貨などの下落を招き、ドル円上昇にブレーキがかかる。通貨間で主役がいないときに起こりやすい現象である。軟調といっても、111円台から114円台のレンジであり、やはり注目は、28日のトランプ米大統領の議会演説である。延期されるとの噂もあるが、やはりトランプ氏の一言でレンジブレイクの予感がする。

☆戦略

買い (111円割れで撤退)

注)本日の予想は2月27日9:40に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想