原因不明の円高
先週後半は、「よく分からない円高」という声があちこちから聞かれました。
火曜日に、イエレンFRB議長がタカ派発言を行ったことで113円台半ばから急騰し、その後に発表された米国の消費者物価も小売りも良いものとなりました。
この勢いがあれば、強烈なレジスタンスである115円台半ばはともかく、115円には載せてきても良かったのですが、高値を付けた4時間後には1円の下落となっていました。
『いかにも上がりそうな材料』が出ても上がらない場合は、株式でも為替でも売りがセオリーです。
ですから、115円手前で相当の利食いが出たと考えると114円割れは自然です。
そして、よくよく考えればここ半年間のイエレンさんはタカ派気味ですので、発言前の水準に戻るのも不思議ではありません。
むしろ、買い需要が減って自然に下落したというところでしょうか。
しかし、そこより下はどうも納得がいきません。
木曜日の値動きを見ていても、114円をタッチした瞬間に売られてしまい、日付変更時にさらに下落。
こんなに買ってくる人がいないのか?
ここまで売り込めるのか?
という印象でした。
この下落は多くの識者も疑問だったようで、様々な人のコメントを見ていてもそれが分かりました。
NYが3連休を控えており、トランプ発言リスクを警戒、という解説もありましたが、「驚異的な減税策の発表」を前に、それは違うというのが私の見解です。
ただ、一つ言えることは、こういう『よく分からない下落』には逆らわずに素直に売っておくのが得策です。
そして、だいたい何か材料が出た時にピークを迎えて反転上昇するようになっています。
そういう時にシンプルに判断できるのが、値幅、時間、市場の3つです。
火曜日に、イエレンFRB議長がタカ派発言を行ったことで113円台半ばから急騰し、その後に発表された米国の消費者物価も小売りも良いものとなりました。
この勢いがあれば、強烈なレジスタンスである115円台半ばはともかく、115円には載せてきても良かったのですが、高値を付けた4時間後には1円の下落となっていました。
『いかにも上がりそうな材料』が出ても上がらない場合は、株式でも為替でも売りがセオリーです。
ですから、115円手前で相当の利食いが出たと考えると114円割れは自然です。
そして、よくよく考えればここ半年間のイエレンさんはタカ派気味ですので、発言前の水準に戻るのも不思議ではありません。
むしろ、買い需要が減って自然に下落したというところでしょうか。
しかし、そこより下はどうも納得がいきません。
木曜日の値動きを見ていても、114円をタッチした瞬間に売られてしまい、日付変更時にさらに下落。
こんなに買ってくる人がいないのか?
ここまで売り込めるのか?
という印象でした。
この下落は多くの識者も疑問だったようで、様々な人のコメントを見ていてもそれが分かりました。
NYが3連休を控えており、トランプ発言リスクを警戒、という解説もありましたが、「驚異的な減税策の発表」を前に、それは違うというのが私の見解です。
ただ、一つ言えることは、こういう『よく分からない下落』には逆らわずに素直に売っておくのが得策です。
そして、だいたい何か材料が出た時にピークを迎えて反転上昇するようになっています。
そういう時にシンプルに判断できるのが、値幅、時間、市場の3つです。