リスク回避の動きが優勢か
*前日の値動き*
2月17日の日経平均は前日比112円91銭安となり、1日を終えました。
トランプ米大統領の政権運営や韓国のサムスン電子副会長の逮捕など不透明要因から投資家心理が冷え込み、朝方は円高が進行して輸出関連株が売られました。
経営不安が強まる東芝株がさらに売られ下落幅を広げたことや週末を控えていることなども、株式相場全体の重荷となったようです。
*為替相場の動き
一方、17日大引け後の為替は15時02分時点では1ドル=113円38~39銭と、前日17時時点に比べ56銭の円高・ドル安水準で推移しています。
米株高や米金利上昇の勢いが一服し、円は前日に心理的な節目である115円に迫る水準まで下げていた反動もあって買い戻され、さらに日経平均株価の下落を受けて投資家のリスク選好が後退するとの思惑から「低リスク通貨」とされる円を買ってドルを売る動きが強まりました。
前日比で円高に向かっているため、日本市場にとっては逆風の流れです。
従って、20日以降の日本株は上昇圧力が弱まってもおかしくない状況と言えるでしょう。
*為替を受けての相場の展望
為替が円高方向に進んでいることから、円高の進行を受けて外需株を中心に下落するおそれがあります。
日本市場全体としては、軟調な推移となる可能性があるでしょう。
ただし、利益のチャンスが無いかといわれると、そうとも言えません。
このような状況では、過去の統計上、円高時に株価上昇しやすかった銘柄に注目したいところです。
【円高メリット業種】
○石油・石炭(前週比+1.82%)
○鉄鋼(同+1.07%)
○ガラス・土石製品(同+0.01%)
○建設(同-0.32%)
※上記は、2003~2005年の円高進行時において特に上昇傾向が強かった業種です。
中でも、建設業はここ1週間で下落しており、出遅れ感があります。
そう考えると、これから人気化する兆しがあっても、おかしくないと考えます。
*結論*
これらの内容を踏まえ、2月20日のスタンスは【大幅安になる】と予測します。
中でも、直近下落している建設業は、統計的に見ても上昇傾向が強いことが分かっています。
ぜひ、注目してみてください。
2月17日の日経平均は前日比112円91銭安となり、1日を終えました。
トランプ米大統領の政権運営や韓国のサムスン電子副会長の逮捕など不透明要因から投資家心理が冷え込み、朝方は円高が進行して輸出関連株が売られました。
経営不安が強まる東芝株がさらに売られ下落幅を広げたことや週末を控えていることなども、株式相場全体の重荷となったようです。
*為替相場の動き
一方、17日大引け後の為替は15時02分時点では1ドル=113円38~39銭と、前日17時時点に比べ56銭の円高・ドル安水準で推移しています。
米株高や米金利上昇の勢いが一服し、円は前日に心理的な節目である115円に迫る水準まで下げていた反動もあって買い戻され、さらに日経平均株価の下落を受けて投資家のリスク選好が後退するとの思惑から「低リスク通貨」とされる円を買ってドルを売る動きが強まりました。
前日比で円高に向かっているため、日本市場にとっては逆風の流れです。
従って、20日以降の日本株は上昇圧力が弱まってもおかしくない状況と言えるでしょう。
*為替を受けての相場の展望
為替が円高方向に進んでいることから、円高の進行を受けて外需株を中心に下落するおそれがあります。
日本市場全体としては、軟調な推移となる可能性があるでしょう。
ただし、利益のチャンスが無いかといわれると、そうとも言えません。
このような状況では、過去の統計上、円高時に株価上昇しやすかった銘柄に注目したいところです。
【円高メリット業種】
○石油・石炭(前週比+1.82%)
○鉄鋼(同+1.07%)
○ガラス・土石製品(同+0.01%)
○建設(同-0.32%)
※上記は、2003~2005年の円高進行時において特に上昇傾向が強かった業種です。
中でも、建設業はここ1週間で下落しており、出遅れ感があります。
そう考えると、これから人気化する兆しがあっても、おかしくないと考えます。
*結論*
これらの内容を踏まえ、2月20日のスタンスは【大幅安になる】と予測します。
中でも、直近下落している建設業は、統計的に見ても上昇傾向が強いことが分かっています。
ぜひ、注目してみてください。