午後:債券サマリー 先物は3日続伸、40年債入札は無難な結果

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/24 15:56
 24日の債券市場で、先物中心限月3月限は3日続伸。23日の米債券相場が上昇したことや、この日に実施された40年債入札が無難な結果となったことが支援材料となった。

 債券先物は買い先行でスタート。米トランプ政権の保護主義的なスタンスを背景に、「トランプ・ラリー」の巻き戻しから外為市場でドル安・円高が進む一方、債券には買いが入りやすい地合いが続いた。また、40年債入札の応札倍率が2.99倍と前回(2.98倍)とほぼ同水準となったことも買い安心感につながり、午後には一時150円43銭まで買われる場面があった。

 この日の先物3月限は150円32銭で始まり、高値は150円43銭、安値は150円29銭、終値は前日比14銭高の150円39銭。出来高は1兆8717億円だった。

 現物債の利回りは、10年債が前日比0.005%低下の0.045%、20年債が同横ばいの0.620%、30年債が同0.010%上昇の0.795%となった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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