【1月24日予想】米国第一主義のトランプ相場は・・・

著者:西村剛
投稿:2017/01/23 23:03

まだまだ続くと想定

23日の日経平均株価は、
前日比246円88銭安の18,891円3銭で引けました。

トランプ米大統領の就任演説を受けて
米ドル為替が円高に進行したことで、

輸出関連株を中心に売り優勢で推移しました。



当面の株式市場は、トランプ大統領の発言内容次第で、
大きく変動する可能性が高いでしょう。


大統領選挙から始まったトランプ相場ですが、
相場の格言のひとつである「期待で買って事実で売る」で考えると、

今のタイミングは利益確定の売りが出やすいタイミングなのかもしれません。

むしろ、これまでの期待感が過剰であり、
それが徐々に収束していると言えそうです。


ただし、私はもうしばらくトランプ相場は続くのではないかと考えています。
その理由は、【米国株が大崩れしにくい状況が続く】と考えているからです。

トランプ氏は一貫して、米国第一主義を貫いています。

おそらく大統領就任後もこの姿勢は維持され、
結果として米国経済、米国株価の好調が続くと考えているからです。

またトランプ氏はビジネス界で大成功を収めている人物であり、

おそらく株価が上がるにはどうすればよいのか、
経済が良くなるにはどうしたらよいのかを熟知していると思われます。

政治的には実力は未知数ですが、
少なくとも経済や株価については当面堅調に推移すると考えられるでしょう。

以上から、24日の日経平均株価は、
「上昇して引ける可能性がある」と判断しました。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想