午前:債券サマリー 先物は続伸、リスク回避姿勢の高まりで買い優勢
23日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続伸。為替が円高方向に振れるなど、市場参加者のリスク回避姿勢が強まったことで債券は買いが優勢だった。
債券先物は150円22銭でスタートし、一時150円32銭まで上昇した。注目されたトランプ米大統領の就任演説は経済政策への具体的な言及がなかったほか、環太平洋経済連携協定(TPP)の離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉が表明されたことで保護主義への懸念が台頭。為替市場では1ドル=113円台とドル安・円高方向に振れ、これを受けた日経平均株価は下落し、安全資産とさせる債券の買い手掛かりとなった。なお、この日は日銀が「残存期間1年以下」と「同5年超10年以下」を対象に国債買いオペを通知した。
午前11時の先物3月限の終値は前週末比13銭高の150円31銭。出来高は8422億円だった。10年債の利回りは前週末比0.015%低下の0.045%、20年債は同0.015%低下の0.615%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
債券先物は150円22銭でスタートし、一時150円32銭まで上昇した。注目されたトランプ米大統領の就任演説は経済政策への具体的な言及がなかったほか、環太平洋経済連携協定(TPP)の離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉が表明されたことで保護主義への懸念が台頭。為替市場では1ドル=113円台とドル安・円高方向に振れ、これを受けた日経平均株価は下落し、安全資産とさせる債券の買い手掛かりとなった。なお、この日は日銀が「残存期間1年以下」と「同5年超10年以下」を対象に国債買いオペを通知した。
午前11時の先物3月限の終値は前週末比13銭高の150円31銭。出来高は8422億円だった。10年債の利回りは前週末比0.015%低下の0.045%、20年債は同0.015%低下の0.615%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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