＜1/23～1/27＞ 今週の日経平均の動き

トランプ大統領就任後の世界の動向に注目

今週末にトランプ大統領の就任式が行われ、日本時間の深夜でしたが、テレビ中継もされていて就任演説を聞くことができました。

深夜はまだ日経先物が動いている時間なので、思わぬ発言が飛び出して、先物が乱高下するのではないかと思って注意して見ていましたが、それほどとんでもない発言が飛び出ることはなく、先物も小刻みには変動するもののトランプショックとなるような1000円近い下げになることはありませんでした。

しかし、世界中のマーケットを動かすトランプ大統領の一言の重みと影響力はすごいと思います。

本人もインテリなので、適当にコメントしているわけではなくいろいろなことを計算した上でコメントしているように思います。

今後もトランプ大統領から目が話せませんが、一大イベントを通過したことで、来週からはまた通常の相場に戻ってきます。

年初から中期的な下落期間に入っていますが、短期的には今週末（1/20）までが上昇期間にあったため、そこまで大きく崩れることはなく堅調に推移しました。

しかし、来週からは短期的にも下降期間に入ります。中期、短期、の両方が下降期間入りし、特に短期の目標点が今月末にかなり深い所に位置しているため、下に振れるリスクを意識しておきましょう。

ただ、長期的なトレンドは上昇トレンドを形成しているため、今月末に押したところは、下落への転換ではなく、押し目買いをのチャンスとなるでしょう。

日経平均連動型の大型株も調整が進んできたものも出てきているため、下値はそこまで深くはありません。

18500円くらいまで下がる押し目が来た時は、買い場となるでしょう。

月末までは下げやすい地合いが続きますが、下がったところは買い目線で見ています。