午前:債券サマリー 先物は小反発、売り一巡後は押し目買いで持ち直す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/01/20 11:40
 20日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は小反発。米債券安を引き継ぐかたちで始まったが、売り一巡後は押し目買いが入り持ち直した。

 この日は日銀が「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」を対象とした国債買いオペを通知し、需給の引き締まりが意識されたことも相場を押し上げる要因となった。ただ、米国時間20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)から始まる米大統領就任式を控え、積極的に上値を追う勢いには乏しかった。

 午前11時の先物3月限の終値は前日比2銭高の150円11銭。出来高は1兆2312億円だった。10年債の利回りは前日に比べ横ばいの0.070%、20年債は同0.020%上昇の0.630%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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