午後:債券サマリー 先物は続落、5年債入札は低調な結果
19日の債券市場で、先物中心限月3月限は続落。18日の米債券相場が下落したことや、この日に実施された5年債入札が低調な結果となったことが影響した。
前日の米市場では、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の利上げに前向きな発言を受けて米金利上昇観測が台頭。東京市場もこの流れを引き継ぐかたちとなった。為替の円安や日経平均株価の上昇が重荷となるなか、債券先物は午後に入って一段安。5年債入札の結果が、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が6銭と前回(16年12月13日)の3銭から拡大し、応札倍率が3.66倍と前回の4.48倍を下回ったことが嫌気された。その後はやや下げ渋ったものの、あすの米大統領就任式を控えて戻りは鈍かった。
この日の先物3月限は150円18銭で始まり、高値は150円20銭、安値は150円00銭、終値は前日比23銭安の150円09銭。出来高は3兆486億円だった。
現物債市場では10年債の利回りが一時、前日比0.025%上昇の0.075%をつけた。また、20年債は同0.035%上昇の0.615%、30年債は同0.035%上昇の0.765%をつける場面があった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
前日の米市場では、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の利上げに前向きな発言を受けて米金利上昇観測が台頭。東京市場もこの流れを引き継ぐかたちとなった。為替の円安や日経平均株価の上昇が重荷となるなか、債券先物は午後に入って一段安。5年債入札の結果が、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が6銭と前回(16年12月13日)の3銭から拡大し、応札倍率が3.66倍と前回の4.48倍を下回ったことが嫌気された。その後はやや下げ渋ったものの、あすの米大統領就任式を控えて戻りは鈍かった。
この日の先物3月限は150円18銭で始まり、高値は150円20銭、安値は150円00銭、終値は前日比23銭安の150円09銭。出来高は3兆486億円だった。
現物債市場では10年債の利回りが一時、前日比0.025%上昇の0.075%をつけた。また、20年債は同0.035%上昇の0.615%、30年債は同0.035%上昇の0.765%をつける場面があった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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