午前：債券サマリー 先物は続伸、米債券高の流れを引き継ぐ

　１８日午前の債券市場で、先物中心限月３月限は続伸。トランプ次期米政権の政策に対する不透明感を背景に、連休明け１７日の米債券相場が上昇した流れを引き継いだ。

　債券先物は１５０円４５銭でスタートし、一時１５０円４９銭まで上昇。英国のメイ首相が１７日の演説で欧州連合（ＥＵ）単一市場から完全撤退すると表明し、欧州債券相場が上昇したことも追い風となった。なお、日銀は「残存期間５年超１０年以下」と「同１０年超２５年以下」、「同２５年超」を対象とする国債買いオペを通知した。

　午前１１時の先物３月限の終値は前日比６銭高の１５０円４４銭。出来高は８４４５億円だった。１０年債の利回りは前日比０．００５％低下の０．０４０％、２０年債は同０．０１０％低下の０．５７５％だった。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）