【1月17日予想】短期的な円高進行によって・・・

著者:西村剛
投稿:2017/01/16 23:56

目先は利益確定売りが優勢か

16日の日経平均株価は、
前日比192円4銭安の19,095円24銭で引けました。

米ドル為替が円高に進行したことで、
本日は売り優勢で推移しました。


英国のEU離脱の内容が、

EU単一市場へのアクセスを失う形で進む
「強硬離脱(ハードブレグジット)」への警戒感が高まり、

リスク回避の動きが世界的に広がりました。

リスク回避先として円が選好されたことから、
円高が進行しています。


トランプ氏のteitterでの過激発言に端を発し、
短期的に為替が円高に進行しつつあります。

目先は利益確定売りに押される可能性があり、
日本株市場は調整する可能性があるでしょう。

よって、17日の日経平均株価は、
「小幅ながら下落して引ける可能性がある」と判断しました。


なお、短期では調整の可能性がありますが、
中長期の視点では上昇が続くのではないかと考えています。

その理由は、【米国株が大崩れしにくい状況が続く】と考えているからです。

トランプ氏は一貫して、米国第一主義を貫いています。

おそらく大統領就任後もこの姿勢は維持され、
結果として米国経済、米国株価の好調が続くと考えているからです。

またトランプ氏はビジネス界で大成功を収めている人物であり、

おそらく株価が上がるにはどうすればよいのか、
経済が良くなるにはどうしたらよいのかを熟知していると思われます。

政治的には実力は未知数ですが、
少なくとも経済や株価については当面堅調に推移すると考えられるでしょう。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想