外為サマリー：１ドル１１３円後半で一進一退、上値重く戻り売りに

　８日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前１０時過ぎ時点で１ドル＝１１３円８４銭前後と前日午後５時時点に比べ５０銭前後のドル安・円高で推移している。

　前日のニューヨーク市場では、目立った経済指標の発表がなく、手掛かり材料難となるなか、米長期金利が軟化したこともありドルは一時１１３円４２銭まで下落する場面があった。

　この日の東京市場では、ドル円相場は１１３円後半で一進一退。前日のＮＹダウ上昇を受け、日経平均株価は前日比２００円を超す上昇となっているが、為替相場への影響は限定的で上値は重く戻り売りの状態が続いている。今晩は欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会が予定されており、その結果が注目されている。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．０７５５ドル前後と同０．００４０ドル強のユーロ高・ドル安。対円では１ユーロ＝１２２円４４銭前後と同４銭のユーロ安・円高で推移している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）