114円台の重さを確認
昨日のドル/円は、NY市場に入り原油安と米長期金利の低下が進むと113.40円台へと反落。その後は、米国株の堅調推移を支えにやや値を戻したが、114円台手前で失速するなど頭の重さを払拭できないままクローズした。114円台前半から半ばにかけては本邦個人投資家のドル売り・円買いオーダーが並んでおり、上値を阻んでいるように見える。テクニカル面では、短期トレンドを示す5日移動平均線の傾きが下向きに転じており、一旦は20日移動平均線付近までの調整があってもおかしくないところだろう。
本日も、米経済指標やFRB要人発言などの直接的な手がかりは多くない。引き続き、株・原油・金利といった他市場の動きを睨みつつ、戻り売り優位の展開となりそうだ。
本日も、米経済指標やFRB要人発言などの直接的な手がかりは多くない。引き続き、株・原油・金利といった他市場の動きを睨みつつ、戻り売り優位の展開となりそうだ。