外為サマリー：１ドル１１３円６０銭前後へ下落、上値では利益確定売りも

　６日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前１０時過ぎ時点で１ドル＝１１３円６０銭前後と前日午後５時時点に比べ３０銭前後のドル安・円高で推移している。

　ドル円相場は１１３円半ばへ軟化。日経平均株価の上昇幅が縮小したほか、時間外取引で米１０年債利回りが低下したこともドルの上値を抑える要因に働いた。前日のニューヨーク市場で一時１１４円７７銭まで上昇したが、その後、売りが膨らんだことから、高値警戒感も強まっている。この日はオーストラリア準備銀行（ＲＢＡ）の理事会が予定されている。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．０７５５ドル前後と同０．０１５０ドル強の大幅なユーロ高・ドル安。対円では１ユーロ＝１２２円１８銭前後と同１円４０銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）