午前:債券サマリー 先物は小反発、米債券安の影響は限定的

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/10/25 11:43
 25日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小反発。24日の米債券安を受けて軟化する場面もあったが、その後は持ち直す動きとなった。

 債券先物は151円77銭でスタートし、高値は151円77銭、安値は151円71銭。日銀のイールドカーブ・コントロール政策から下値余地は限られるとの見方が下支えとなった。現物債市場では日銀の追加緩和観測の後退を背景に中・長期債の利回りが上昇した一方、この日に実施される20年債入札は無難な内容になるとの見方から超長期債は堅調だった。

 午前11時の先物12月限の終値は前日比1銭高の151円76銭。出来高は7075億円だった。10年債の利回りは前日比0.005%上昇のマイナス0.055%、20年債は同0.005%低下の0.370%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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