ドル円、104円挟み継続!?

著者:遠藤寿保
投稿:2016/10/21 09:24

マーケットコンディション

昨日のドル円は、103.42円で始まると、東京時間は日経平均株価が17,000円台を回復したことなどを受け、103.60円台までジリ高となった。ロンドン時間は、ECB理事会を控える中、ドル円は103.80円近辺まで上昇。NY時間、ドラギECB総裁の記者会見でテーパリング議論を否定したことを受けてユーロドルが急落。9月米中古住宅販売件数が予想に対し上振れした事などもあり、ドル円は104.10円まで上昇。その後も堅調推移となり、103.96円でクローズをむかえた。

ドル円、104円挟み継続!?

ECBは、ほぼ想定通り据え置き。今後ECBに関しては、テーパリングがどのように実施されるかに注目が集まりそうだ。ドル円は堅調で底堅さを感じる。104円台後半挑戦は時間の問題と思われるが、テクニカル要因だけで、105円突破は難しそうだ。マーケットの興味は10/31-11/1の日銀金融政策決定会合での追加緩和に移りだしている。

☆戦略

買い

注)本日の予想は10月20日9:30に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想