外為サマリー:1ドル101円台に上昇、原油価格の急反発伸でドル買い優勢に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/09/29 10:32
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=101円12銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安で推移している。

 ドル買い・円売りが優勢の動きとなり、ドル円は26日以来となる101円台を回復。石油輸出国機構(OPEC)の臨時総会で8年ぶりに減産が合意されたことから、原油価格が急反発。これを受け、リスク選好のドル買いが膨らんでいる。今回の会合での減産合意は難しいとの見方が多かっただけに、市場にはサプライズとみる向きが多く、ドルに対するショートを解消する動きが強まった様子だ。101円台を回復してきたが、今後一段の上値追いとなるかが市場の関心を集めている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1229ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安だった。対円では1ユーロ=113円56銭前後と同80銭前後のユーロ高・円安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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