■戻り売りから、下方ブレイクで臨みたいところ
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■本日のアジアタイムでは、株安にもかかわらず国内輸入企業の月末需要からドル買いが優勢でした。
また、ロンドンタイムに入りドイツ銀行問題による欧州株安懸念が囁かれる中、本日は高寄りしてスタートしたことで、安心感からリスク選好の動きになっています。
■しかし、ドル円の4時間足をみれば現在(17時30分)、5本連続陽線になっているものの、一向に吹き上がりを見せないのが現在の重さだと思っています。
■今夜は、以下のポイントを押さえておきたいと思います。
・ドイツ銀行問題によるユーロ不安
欧州株安→信用不安→リスク回避
・今晩予定のOPEC・非OPECによる非公式会合での不調懸念。
原油価格下落→エネルギー株下落→リスク回避
・耐久財受注の予想値-1.5%を下回る可能性
製造業景気下降→米株下落→リスク回避
■唯一、イエレン議長の下院証言や複数のFRB当局者が発言予定なのが、ドル下落に対する歯止めをかける材料だと思っています。
いずれにしても不安材料が目白押しだけに、押目買いの気分にはなれないのが本音のところです。
本日は、ブレイク戦略で考えています。
ブレイクポイント
4時間足ボリンジャーバンド
センター…100.60円
-1σ…100.38円
-2σ…100.13円
尚、6月24日安値(98.98円)を割り込むまでには至らないと思うので、下値追いは禁物です。