国内大手証券、米金利上昇ならリバーサル継続、中期潮目が変わった可能性
東京株式市場では、これまで軟調に推移した景気敏感株などが上昇する「リターン・リバーサル」の動きが強まっている。SMBC日興証券は31日、「米国金利上昇ならリバーサル継続」と予想し、「中期的潮目が変わった可能性」を指摘した。
同証券では、リバーサルが起こった第1の理由として「金利に底打ちの兆候がうかがえ始めたこと」を挙げた。特に、ジャクソンホール会合を経て、米国金利は上昇しやすくなったとみている。第2の理由には「業績予想悪化に歯止めがかかるメドが立ち始めた」ことも挙げている。また、中長期的観点から「これまでの低ベータ/高クオリティ優位の相場は潮目が変わった可能性」を指摘。その理由として、テックサイクルがすでに循環回復の軌道に乗った公算が大きいこと。さらに最小分散投資のパフォーマンスが世界的に変調を来している点を挙げている。今後は、シクリカル業種のなかでも成長が見込まれる銘柄にも視点が当たりやすくなるとし「成長性が高く、かつバリュエーションが割安な銘柄が選別されやすい局面に移行するのではないか」と予想している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
同証券では、リバーサルが起こった第1の理由として「金利に底打ちの兆候がうかがえ始めたこと」を挙げた。特に、ジャクソンホール会合を経て、米国金利は上昇しやすくなったとみている。第2の理由には「業績予想悪化に歯止めがかかるメドが立ち始めた」ことも挙げている。また、中長期的観点から「これまでの低ベータ/高クオリティ優位の相場は潮目が変わった可能性」を指摘。その理由として、テックサイクルがすでに循環回復の軌道に乗った公算が大きいこと。さらに最小分散投資のパフォーマンスが世界的に変調を来している点を挙げている。今後は、シクリカル業種のなかでも成長が見込まれる銘柄にも視点が当たりやすくなるとし「成長性が高く、かつバリュエーションが割安な銘柄が選別されやすい局面に移行するのではないか」と予想している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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