午前：債券サマリー 先物は小反発、「イエレン待ち」で模様眺め

　２５日午前の債券市場で、先物中心限月９月限は小反発。米債券安を受けて売りが先行したものの、その後は買いが入り持ち直した。

　ただ、イエレン米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長の講演を２６日に控え、全般は模様眺めムードが強く上値は限定的だった。なお、この日は流動性供給入札が実施される。

　午前１１時の先物９月限の終値は前日比４銭高の１５１円４８銭。出来高は６９７０億円だった。１０年債の利回りは前日比０．００５％上昇のマイナス０．０８０％、２０年債は同横ばいの０．２６０％だった。


出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）