[7月28日版]いま買うのは止めとけ!? これが今日の危険株だ!

著者:中原良太
投稿:2016/07/27 22:18

これからの急落に注意!

フォーサイド(2330)
中国「新浪」「微博」の広告販売代理店事業を開始と発表しており、直近は注目を集めています。27日時点で2日連続ストップ高となっており、既に株価は1.5倍以上の水準にまで上昇しています。
一方、直近の急伸によって、短期的には利益確定が強まってもおかしくない頃合い。反動安となる可能性もあるでしょう。目先は下落リスクが大きいため、今のところは様子見しておくのが無難かもしれません。

シー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687)
7月22日、25日は連続でストップ高に。2営業日で株価はおよそ2倍にまで跳ね上がりました。一方、連続ストップ高となったこともあり、直近は売り込まれています。短期的には利益確定の売りが続く可能性が考えられますので、安易な押し目買いは怖いところ。様子見が無難の状況でしょう。

プロパスト(3236)
11日に決算を発表。好調な決算内容が交換され、直近は急伸しています。一方、7月27日には350円を上回った直後に急落。この近辺に厚い売り圧力があると考えられます。今後は上値が重くなってくる可能性も想定されますので、今は様子見しておくのが無難でしょう。

ゼニス羽田ホールディングス(5289)
都知事選に絡み、電線地中化関連の同社株が注目を集めています。ただし、直近の急伸により、株価は一時2倍近くにまで上昇する局面も見られました。過熱感が出てきている可能性も考えられるため、短期的な下落の可能性には注意が必要。今は様子見スタンスが無難でしょう。

松尾電機(6969)
直近のストップ高により、株価は一時2倍以上に。一方、7月27日には利益確定の圧力が強まり、急落。一転して大幅安に。一時的に売り圧力が強まっている可能性もありますので、慎重な姿勢で観察しておきたいところ。

【似たカブは過去に値下がりした!】
同社株と値動きが似た株は、翌日に急落しやすい傾向があります。具体的には、似たような株を買った場合、約60%の確率で値下がりしました。また、1トレードあたりの平均で、約1.0%の損失につながりました。(集計期間:2000年1月1日~2016年4月30日)

【これからの急落に注意!】
このシグナルが発生した株は、追いかけ買いすると急落になる危険性があります。よって、安易に買い付けるのは、とても危険です。本記事でご紹介した銘柄は、特にその可能性が高い銘柄なので、同社株への投資を考えていた方は、再考の余地があるでしょう。あなたが既にこの株をお持ちの場合は、良い手仕舞いどきかもしれません!
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想