◎欧米外為市場サマリー：一時１０６円４０銭に上昇

　２２日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１０６円２０銭前後と前日に比べ４０銭前後のドル高・円安。ユーロは、１ユーロ＝１１６円５２銭前後と同１０銭前後のユーロ安・円高だった。

　ドル円相場は、ニューヨーク市場では１０６円１０銭前後で始まった。利益確定売りから一時１０５円７７銭まで値を下げたが、下値では買いが流入。日銀による追加緩和期待と米経済指標の改善による年内利上げ観測が再燃していることから、ドル買いが優勢となり一時１０６円４０銭に上昇した。ただ、その後は一進一退となり結局、１０６円２０銭前後で取引を終えた。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．０９７５ドル前後と同０．００７０ドル前後のユーロ安・ドル高だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）