午前:債券サマリー 先物は反発、日経平均の伸び悩み受け切り返す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/07/01 11:44
 1日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。朝方は売りが先行したものの、日経平均株価が伸び悩むと安全資産とされる債券に買いが流入した。

 債券先物は152円84銭でスタート。日銀が前日夕方に発表した「当面の長期国債買入れの運営について」で、「残存期間5年超10年以下」と「同10年超25年以下」、「同25年超」の買い入れ額を前月から減額したことが嫌気された。なお、日銀はきょう「同1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」の国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物9月限の終値は前日比25銭高の153円17銭。出来高は1兆1311億円だった。10年債の利回りは前日比0.010%低下のマイナス0.245%、20年債は同0.020%低下の0.045%だった。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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