＜6/27～7/1＞今週の日経平均の動き

EU離脱の大暴落から底入れ反発へ

日経平均は週前半は落ち着いた動きをしていましたが、金曜日のイギリス国民投票の結果で大きく一転しました。

EU残留が有利という見方が出ていたため、前日までは大きく上昇していましたが、開票が始まると大きく乱高下し、離脱が濃厚となると、一時先物は1400円以上下がりストップ安に張り付くという事態になりました。
サーキットブレーカーが発動されましたが、同じようなことは東日本大震災の相場のときにもありました。

今回は日本とは関係ないイギリスの問題なので、ここまで日本市場が下がる理由はイマイチよくわかりませんが、投機的で意図的な仕掛けのあった下げだったと思います。

本来綺麗に動いていたチャートがまた崩れてしまいましたが、昨日つけた大陰線の中はイレギュラーな動きの範囲なので、今週はこの陰線の中で戻りを試すような展開になるでしょう。

相場の流れに反した人為的な動きはその歪を埋めるような方向に戻っていきます。

逆に言えば、もしここからさらに下落するようなら本当に日本市場は長期的な下落トレンドに入っているということです。

しかし、いずれにしろ週明けは一旦この行き過ぎた下げをから適正位置まで反発するような戻り相場となるでしょう。

私の使っているシステムでは、めったにでない勝率86％の大暴落時の反発シグナルが出ています。

選挙のある7/10までは、引き続き買い目線で見ています。