マーケットコンディション
先週末のドル円は、109.75円で始まると、東京時間は、サミットによる影響は限定的となる中、イエレンFRB議長講演を控え109円台後半での小動きとなった。ロンドン時間は、週明け英国の祝日もあり、小動き継続。NY時間、1-3月期米GDP改定値が0.8％（予想0.9％）となると、一時109.46円まで下押し。その後、イエレンFRB議長の講演で、「今後数カ月以内の利上げが適切になる可能性はある」との見解を示したことで、6月・7月の利上げ観測がつよまり、ドル円は110.45円まで上昇し、110.32円でクローズをむかえた。
ドル円、米利上げ観測で111円台目指すか！？
先週末のイエレン議長講演会での米国利上げ観測で、ドル円は上昇。米株が利上げに意外と嫌気せずに小確りとなったことも、6月は難しいにしても7月には利上げの可能性が高まったのではないか。日本においても、既定路線とは言え消費税率増税が延期になり、目先の景気減速は免れるかたちとなった。111円挑戦時の動きに注目である。上に滑ると、4/28の111.88円近辺までの上昇はありえる。
☆戦略
買い
注）本日の予想は5月30日10：35に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
