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映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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為替にひきずられて暴落

24日の日経平均は、NYダウが戻したにもかかわらず、円高の急激な進行をうけて800円を超す暴落。7649.08(-811.9)で引けた。懸念していたように、為替のトレンドが株価をひきずってしまって、株価のあらゆる指標を破ってしまっている状況だ。日経平均は、年初来安値を更新、2003年4月の最安値7603円まで視野に入れるところに来ている。これをきってしまうと、長期的な下落トレンドが確定することになってしまう。
 24日のNYは、8378.95(-312.30)と大きな下落。企業業績への不安とともに、ファンドの清算や解約などが続いていると指摘されている。ただまだ10月10日の安値7882までは距離があり、ボリンジャーでもマイナス2σの内側にあって、日経平均とは違って、底割れという状態ではない。
 一方、為替は、現在は94円程度だが、一時は92円。なにか暴力的なものを感じるような動きになっている。ドル円は、日足ではボリンジャーバンドのマイナス2σ96.4を割るばかりでなく、マイナス3σ93.21も割りこむ有様になっていて、まだ目先とまる気配がまったくない。ユーロ円も117円まであり、マイナス2σを大きくきっており、とまる雰囲気がまだでてこない。
 NYが多少あげても、東京が異様な勢いで下げる要因は、なんといっても為替。目がくらむほどの変動で、ドル円もユーロも、歴史的な水準となってしまっている。企業の想定レートはもともとドル105円、ユーロが160円だったということで、ソニーが為替差損をみこんで大幅な減額修正をしたが、その想定レートですら現状よりはるかに上だったために、輸出関連株は必然的に売りたたかれる展開となっている。ヘッジファンドの手仕舞いや清算などが相次ぎ、最終的には全世界に投資してきた数百本のヘッジファンドが消滅するともいわれている。巨大な資金がいったんアメリカに還流する動きになっていて、新興国に投資されていた資金も一斉に新興国からも引き上げはじめ、その結果、新興国ーアイスランドからハンガリー、バラルーシ、パキスタンや南米諸国に深刻な通貨危機が広がり、安全な資金の逃避先として、金融が比較的安定し、対外債務が最も少ない円が猛然と買われている状況になっているということである。
 つまりはこの数日の株安は、NYダウとの連動といった実体経済の要因ではなく、新興国通貨危機による巨大なグローバルマネーの動きによって生じているため、通常の株式のバリューなどはほとんと役にたたない状況となっている。テクニカルにもファンダメンタルにも底値のめどがまったくつかめないような感じになってしまっているため、買いの手が怖くてでないということになっているのではないか。為替が原因だけに、為替の協調介入などで為替が落ちつかないと、株式市場は自律的な反発ができないのかもしれない。恐怖の中で新しい相場がうまれるとも言うが、キャッシュ化を皆が進める中で、逆らって買ってゆくことは、ドンキホーテのような勇気がないと難しい。
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