TAROSSAさんのブログ

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日立製作所が体長1㎜の線虫でがん検査し解析数20倍の装置開発

日立製作所は、体長約1ミリの線虫に人の尿のにおいを嗅がせ、その反応からがんを発見する検査向けの自動撮像装置を開発したそうです。
九州大発のベンチャー企業のHIROTSU(ヒロツ)バイオサイエンスと共同研究を進め、平成32年1月に検査を実用化するそうです。
費用は1回数千円を予定しており、体への負担が少ない、低価格の検査法として普及が広がれば業績への貢献も大きくなる可能性がありそうです。

線虫は犬並みに嗅覚が鋭く、がん患者の尿には近づく一方、健常者の尿からは逃げる性質を持っており、この特性を検査に利用するそうです。
画像診断などで見つけにくい病巣を、1滴程度の尿で早期に発見できるとのことです。

日立は今月2日、基礎研究センタ(埼玉県鳩山町)内に共同実験室を開設し、新型装置を設置したそうです。
新型装置は従来の同社装置に比べて20倍となる1日当たり100以上の検体解析が行えるのが特徴だそうです。

ヒロツバイオはこれまでにがん患者らを対象に900の検体解析を終え、うち約90%のがん検知精度を確認しており、ヒロツバイオは日立の新たな解析装置を活用して、さらに検体解析の精度を高め、早期の実用化に近づける考えのようです。

線虫の話は以前聞いたことがあります。
精度が上がり、さらにコストも安く検査が受けられるようになるといいですね。

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