カいさんのブログ

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相場観測技法



まずは日柄と値幅である。
天底分析により、日柄/値幅空間上の重要な一点を見つけ規定し、そこから予測を行う。
ただ、このような値動きを直接分析する方法には限界がある。
移動平均線にしろ、RSIにしろ、元は同じ価格のデータをこねくり回しているだけであるので、そういったものの条件を増やしても効果は低く、また、簡単にオーバーフィッティングしてしまう。
そこで、独立した情報として、出来高を用いることが出来るだろう。
同様の論理で、貸借倍率を使うのも良いだろう。
また、別の観点では、値動きという概念を二つの次元に分割して分析するのも良い手法であると思う。
価格の上げ下げとボラティリティである。
前者はサイコロジカルライン、後者はTR・ATRといった指標が有名だ。
また、1つの銘柄にこだわらないのも良い。
TOPIXやセクター、相関の強い同業他社なども含めて総合的に判断するのが大切だとリバモアも言っていた。
通貨や商品との関連も調べた方が良いかもしれない。
だが、これらの条件を全て取り入れたシステムが素晴らしいかというと、そうではないだろう。
トレードにおいては、なるべく少数の説明力の高いファクターを用いるのが良い。
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