ヒロろんさんのブログ

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概況


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【1】NY市況          
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□ダウ工業株      
16272.01(- 12.69)▼0.08%

□ナスダック       
4627.08(+  6.92)△0.15%

□S&P500      
1923.82(+  3.79)△0.20%

□ダウ輸送株       
7832.70(+ 47.07)△0.60%

□半導体株(SOX)    
595.62(-  7.11)▼1.18%


□NY原油先物(11月限)  
44.74(- 0.35)

□NY 金先物(12月限)
1113.70(- 1.50)

□バルチック海運指数    
888   (-12)

□為替      
(対ドル)119.89(前日比0.31円高)
        
(対ユーロ)134.10(前日比0.15円安)

□CME日経225先物 
17630(- 60)※大阪先物比



 1日のNY株式市場は、指標悪化が重石となり大きく下げる場面がありましたが、引けかけて値を戻しています。

 中国国家統計局が発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から上昇したことで同国の景気に対する過度の懸念が和らぎ、ダウは上昇して始まりました。

 その後、9月のISM製造業景気指数が予想以上に低下したことから市場の景況感が悪化。市場のムードはリスク回避に傾斜し、ダウは一時210ドル安まで下げ幅を拡大しましたが、雇用統計の発表を翌日に控え、引けかけては下げ幅を縮小しています。

 ダウは日中の安値から200ドル近く切り返しましたが、前日の大幅高の反動による利益確定の売りが上値を抑えたこともあって小幅反落で取引を終了しました。ナスダック指数とS&P500種指数は引け間際にプラスに転じ、小幅ながら続伸しました。

 S&P業種別指数では、素材(資源等)やへルスケア(医薬品等)、一般消費財・サービス(消費、メディア、旅行等)などが上昇した一方、公益(電力等)や通信などが下げました。

 個別銘柄では、9月の新車販売台数が好調だったゼネラル・モーターズ(GM)やフォードが上昇。好調な業績を手掛かりに医薬品のアラガンやファイザーが続伸。バイオ医薬品のセルジーンやアムジェンなども続伸しています。人員削減を含むリストラ策を発表した食品のコナグラ・フーズもしっかり。全ての特許訴訟で和解したマイクロソフトとグーグルも堅調でした。

 一方、中国企業による出資を好感して前日急伸したHDDメーカーのウェスタン・デジタルが利益確定の売りで反落。前日つれ高した同業のシーゲードもこの日は売りが優勢でした。アイフォーン新モデル用の半導体部品の発注を減らす可能性が報じられているアップルが軟調な展開。テキサス・インスツルメンツやアナログ・デバイセズなど半導体関連株の下落も目立ちました。
 
 ダウ構成銘柄では、ファイザー、ホームデポ、ゴールドマン・サックス、マイクロソフト、JPモルガンなどが高く、キャタピラー、ベライゾン、トラベラーズ、シスコシステムズなどが下げました。

 NY原油先物(WTI)は続落。ISM製造業景況感指数が悪化したことで需要減が意識されました。NY金先物は5日続落。雇用統計の発表を控えて利上げが意識され軟調な展開が続いています。





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【2】本日の注目点と話題        
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◆昨日の日経平均株価は、追加緩和期待などを背景に大幅続伸。前日比334円高の1万7722円で取引を終了しました。

 NY株は一時大きく値下がりしましたが、引けにかけて値を戻しました。

 CME日経225先物は1万7630円で、昨日の東京市場の日経平均終値1万7722円と比べ90円ほど安い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 1万8069円 窓上限(9月18日安値)

 1万8057円 25日線

 1万8047円 一目基準線

 1万8022円 一目(雲)上限

 1万8000円 心理的節目

☆1万7722円 昨日終値

 1万7684円 一目転換線

 1万7630円 CME日経先物

 1万7513円 5日線

 1万7500円 心理的節目

 1万7450円 昨年末終値


 なお、国慶節(建国記念日)の大型連休期間のため、中国・上海市場は7日まで休場です。




◎本日の経済指標
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 08:30
 8月の完全失業率、有効求人倍率、家計調査

 08:50
 企業の物価見通し(9月日銀短観分)

   〃  
 9月のマネタリーベース

 13:00
 生活意識に関するアンケート調査(8月7~9月2日に調査)

 15:00
 9月のユニクロ売上高


 海外では9月の米雇用統計、8月の米製造業受注が発表されます。また、米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長が講演を行う予定です。


 なお、8月の完全失業率は前月比横ばいの3.3%、有効求人倍率は前月の1,21倍に対し8月は1.22倍が見込まれています。

 家計調査では家計の消費支出が明らかになります。7月の実質消費出は予想に反して減少しましたが、8月は0.3%程度の増加に転じる見通しです。

 ちなみに、昨日発表の日銀短観では大企業製造業の業況判断が3四半期ぶりに悪化しましたが、本日の家計調査で示される消費支出が予想を下回って個人消費の下振れ懸念が強まれば、日銀に追加緩和を促すことになります。

 NY市場では9月の米雇用統計が発表されます。市場予想では非農業部門の雇用者数は前月の17.3万人増から9月は20万人増へと拡大、失業率は横ばいの5.1%が見込まれています。




◎主な決算発表
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 15:00
 わらべや日洋(2918)、津田駒(6217)

 15:30
 象印マホービン(7965)、ユニーGHD(8270)




◆その他のトピックは、非製造業の景況感が24年ぶり高水準・日銀短観、TPP突破口見えず・協議期間を延長、TPP農産物・高額豚肉は10年で無関税、防衛装備庁が発足・豪潜水艦受注が焦点、低所得の若者支援で新たな減税策・政府税調、7~9月の中国成長率は6.8%・エコノミスト調査、VWの資金調達に懸念、排ガス不正・EUは再発防止で協議、グーグルとMSが全ての特許訴訟で和解、フラット35の金利が3カ月ぶりに上昇、台風15号・大手損保の支払額900億円超。

 百貨店の国慶節商船スタート、鉄鋼や化学大手がアジアでエコカー素材を増産、SBIがタイでネット専業の証券事業、三越伊勢丹がTポイント導入、コニカミノルタが米医療系システム買収、GMがホンダと新たな提携検討、クラレが液晶用フィルムの生産能力増強、東芝・不振事業で人員削減も、サッポロがベトナムの合弁会社を完全子会社化、トヨタが2年10カ月ぶりに「クランウン」改良、東京モーターショー2015の概要発表・自工会、NTT東西と東京海上がサイバー対策で販売協力、大日本印刷がネット不正送金を検知するサービス。

 上半期の入場者・東京ディズニー減少・USJは過去最高、栗田工は宇宙向け水浄化装置開発、東邦化学が中国でシャンプー原料増産、ソニーが指輪型のフェリカ開発、ココストア12月吸収合併・ファミマ、大塚家具・おわびセール一巡で売上減、イオンの3~8月営業益7割増、ABCマートの3~8月営業益最高、フジクラ4~9月営業益が上振れ、不二越の12~8月純利益最高、米久が今期純利益予想を上方修正、ツガミ自社株買い継続・数年かけて700万株超など。



◆今日の高島暦 

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