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翔年の去年の五冊 -読書の醍醐味-

 ビル・ゲイツ氏にならって、翔年の去年の5冊をピックアップしてみた。これは読者にご紹介するというよりも、むしろ自分自身の記憶強化のための記録です。

1 泉 三郎著、「堂々たる日本人」 The Dignified Japanese The Unknown Iwakura Mission

 この本のカヴァーにこうあった。
「 明治4年、岩倉具視を団長とする遣米欧使節団が横浜を出港した。近代国家の青写真を描くため、大久保利通、伊藤博文らも参加したが、1年10ヶ月もの壮大なたびとなった。欧米人が驚嘆した、彼らの”堂々たる”態度とは?」

岩倉使節団の主要人物はこんな人々だった。
特命全権大使 右大臣 岩倉具視(47) 公家
副使 参議 木戸孝允(39) 長州
大蔵卿 大久保利通(42) 薩摩
工部大臣 伊藤博文(31) 長州
外務少補 山口尚芳(33) 肥前
→ トップ5名の平均年齢は38.4歳。こんな若い人たちが日本の針路を探求する使命をもって、1年10ヶ月の壮大な旅にでている。
 若いといえばこの一行には60人近くの留学生が同行している。今回翔年は初めて知ったことでした。その上、これはよく知られていることだが、5人の少女が加わっていた。明治の初頭に早くも女子教育の重要性に気づいて、このような思い切った人撰がなされている。。ついでに、名前と年齢をピックアップしておきたい。
吉益阿亮(16)
上田悌(16)
山川捨松(12)← 鹿鳴館の花
長井繁(9)
津田梅(8)← 津田塾大の創始者
この5人の平均年齢は12.4歳。後年、山川捨松や津田梅は歴史の表舞台にその名がでてくる。


2 ディープパック・チョプラ、ルドルフ・E・タンジ共著 村上和雄監訳、大西英理子訳 "Super Brain" スーパーブレイン 

 帯にこの本のことが上手にまとめてあった。
〇 使い方ひとつで極上の人生が訪れるスーパーブレインは、だれもが持っている。
〇 老化、物忘れ、うつ症状、不安、肥満、人生のピンチもスーパーブレインで解決!
〇 子育ても、仕事も、引退後の生活も、人生のすべてに応用できる奇跡の超「脳」力。
〇 脳を使いこなすために捨てるべき5つの思い込み
  ・ 脳が傷つくと自然に治ることはない
  ・ 脳の配線を変えることはできない
  ・ 脳の老化は避けられず、若返ることはない
  ・ 脳では毎日数百万もの細胞が失われ、失われた細胞の代わりは存在しない
  ・ 脳は、恐れ、怒り、ねたみ、敵意に支配されている
→ この本のことは6月17日のエントリー「不思議な心と脳と身体の治癒力  -プラセボ効果-」で書きました。合わせて読んでいただければ幸いです。今までの医学の定説がひっくり返されるだけでなく、「この薬は効くと信じて飲めばよく効く」、「イワシの頭も信心から」のような、おばあちゃんがよく言っていたような古くからいい伝えられて来た生活の知恵みたいな物にも科学の光が当てられようとしています。

3 近藤誠著、『近藤先生、「かんは放置、で本当にいいんですか?』

→ 帯には「『「そんなわけない!』、『「勇気がない…』と思っている、すべての方へ」とあって、疑問や反論に著者がていねいに回答しているから、何よりも分りやすい。
 要するに「如何に生きるか?」は人間の根源的な問い。凡人はそれが不治の病に侵されたと分った時、突然この問いが目の前に現れてるものらしい。著者の意見に従うとゆっくり病気に対処して死んでいったらよいということです。


4 田原総一郎著、「日本人と天皇」、昭和天皇までの二千年を追う

→ 著者にはこの本の他にもう1冊「徹底討論! 皇室は必要か」がある。歴史を検証し、あらゆる立場から公平に論じている、ように見える。しかし、田原総一郎は本心は天皇容認論者であると思う。いろいろ論じても、結局「二千年近く、兵力も財力も持たない天皇が途切れることなく君臨し続けている」で終わってしまう。天皇の戦争責任論まではどうどうたる論に見えるけれど、最後の最後で肩透かしされたように感じる。
 翔年はかつて昭和天皇がアメリカを訪問し、大統領に会い挨拶の中で「私の深く悲しみとするあの戦争」という言葉を発しながら、記者会見でその言葉は戦争責任を感じていることを意味するのかと問われた時にこう応えたのが忘れられない。「私は文学方面のことは研究していないので言葉のあやはわからない」と答えたのでした。見事なはぐらかしであった。不誠実きわまりない印象が残った。いずれ日本人が日本国憲法を改正する時がくるであろう。第9条論議の前に、まずは前文、そして1条から8条までを十分論議をする必要必を感じている。避けて通れない条文です。直ぐに9条から議論を始めてしまう輩が多いが、憲法論議は国の根幹から論じなければ、その議論の結論は使い物になりません。


5 "The girl who played with fire" by Stieg Larsson

→ 生まれて初めて724ページもある国際的ベストセラー小説を英語で読んだ。十ヶ月もかかって。(笑) 内容は恋あり、セックスあり、暴力あり、密輸や国家の犯罪など何でもありの推理小説仕立てで、最初は展開の理解が難かしかった。が、最後の100ページで見事に腑に落ちた。久し振りに本格的な推理小説の醍醐味を味わった。元々スエーデン語で書かれた小説を英語に翻訳されたものであることを読み始めてから知った。そのため名前やスエーデンの地名のほかにスエーデンとロシアの複雑な関係にも戸惑うことは多かったので、人名はメモを作って必死にフォローしなければならなかったけれど。
 この小説は3部作のひとつである。他の2冊も是非読みたいと思う。しかし残念ながら英語力が貧弱で読了まで時間がかかりすぎる。1,2年後までまって、再度この作者に挑戦したいと思う。
 


5冊に入らず、割愛した2冊、中西輝政著、「情報亡国論の危機」と手嶋龍一と佐藤優の対談集「知の武装」 -救国のインテリジェンス-


→ 国を守るのは軍隊だけではない。21世紀の我が国の生き方を議論する時、憲法改正は避けて通れない。そのとき 1 国の形、2 安全保障(軍隊と情報活動) 3 国際社会への貢献 4 国富の増大 等について、多面的に徹底的議論がなされなければならないと思う。
 この2冊はその議論の大きな助けになると思う。 




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登録日時:2015/01/02(00:00)

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