アデランス vs スティール・パートナーズ

[akkiiさん]

   

スティールも驚いた再任否決劇 「第二、第三のアデランス」続出か？

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080604-00000000-dol-bus_all

スティールが工作をしてないのには驚きましたね。それだけアデランスに反発する株主が多いということですか。
スティールも大変ですね。買うということは何とかして高値で売り抜けてやろうという思惑があったからこそ。それなのに大幅減益とは・・・。
会社は株主のもの・・・とはよく言いますが、必ずしも株主が利益を生み出す存在とは限らない。利益を出す人がいなければ意味がないのですが・・・利益が出なければ株主が怒るのは当然。

まぁ、アデランスの話はこのくらいにしておきましょう。株主至上主義にはパラドクスが存在します。それは、株主を重視しすぎると、配当・優待などにお金を費やしすぎて利益の圧迫要因となること(利益圧迫＝株の下落要因)。
配当のしすぎで利益が下がる・・・と文句を言った株主は今までどのくらいいるのでしょうか？

もう一つは、数日しかもっていない人(配当目当て)と、数年保有している株主の地位が同じこと。株主総会の日に株式を持っていなくても総会に出れる・・・そういうシステムだと言われれば返す言葉もないのですが。
最近は保有年数で配当の優劣をつける動きが増えていますが、今後も株主を選別する動きも加速しそうですね。






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