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厳しい展開

4月11日の日経平均は13960.05(-340.07)と大きく下げた。アメリカの株安をきっかけとしているが、日銀の追加緩和への期待がはがれたというのが真因だと思われる。二番底を形成したかと思っていたが、一番底思われていた14008も切ってしまって目先の下値のめどがふっとんでしまった。日足は雲の下に大きく抜け、完全に崩れた形。週足は、雲の上限14091をわずかに切った水準で、雲の上限をめぐる攻防となっているが、パラボリックも再び下向きに転換、MACDも下向きと苦しい。問題はむしろ月足で、前にも指摘したように、転換線14754の攻防を続けてきたが、完全に敗北してしまった形で、パラボリックも2月に下向きに転じたままで、MACDもシグナルを下に抜けて完全に下向き。月足はなお12279の基準線の上ではあるが、月単位の調整になる可能性が高い。窓を大きく開けているので、当面は週足雲の上限14091を回復できるかどうかが焦点だが、月足のトレンドが下降にむいているので、底値を確認する過程がしばらく続くと思われる。


為替のほうも101.59と大きく雲の下限をした抜けているが、こちらはまだ2月4日の100.738を守っていて、底割れには至っていない。週足も基準線101.17をかろうじて維持しているが週足基準線の攻防となっている。週足のパラボリックもまだ上向きだが100.82を切れば下向きに転換しかねないところにある。月足はまだ100.60の転換線の上で円安基調を保っているものの、MACDは頭打ち、パラボリックはすでに下向きに転換してしまった。底をわらずに耐え切れるかどうか、試練が続きそうだ。(NYも週足はまだ転換線の攻防で、中期のチャートは崩れてはいない)


為替のチャートはまだ迷っているが、株のチャートは一気にアベノミクスへの期待がしぼんでしまっていることを表しているように思われる。消費税の影響への懸念、追加緩和の期待の剝落、安倍政権の安保への傾斜と成長戦略の不発、ウクライナの不透明感が背景にあることは疑いがない。さしあたっての問題はやはり企業決算の動向だろう。これがよければ、下値に買いがはいってくると思われるが、あまり楽観はできないような気もする。数字がものすごくよければ、低PERをはやして反転するかもしれないし、悪ければ、追加緩和期待がふくらんで、反転するかもしれないが、しばらくは、実態経済の数字をめぐって神経質な展開が続くのではなかろうか。
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登録日時:2014/04/12(09:28)

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