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天候デリバティブ

オール投資の最新号に紹介されていて興味を持ちました。

引用ですが、
「オプション料を支払うと、異常気象が起きたとき、気象データに基づいて一定の補償額が支払われるというもの」

保険との違いは、
補償される金額が「損害額」に応じて変動するのではなく「気象データ」によって変動するという点です。

いわゆる代替的リスク移転(ART)というものですが、とても興味深く感じます。

理想論にすぎないかもしれませんが、
プロフェッショナルな農家であればその土地で豊作になる天候を知っているはずで、だとしたらそれに応じたリスクヘッジの仕方を思いつくはず。

寒いとだめなので夏の平均気温、摂氏20度に1万円。
逆に暑すぎてもだめということで摂氏40度に1万円。

いかにも素人的なたとえですが、こんな感じでリスクヘッジするというわけですね。

商品先物取引の重要性は言うまでもないのでしょうが、天候デリバティブというのも作物系の商品にたいするリスクヘッジをするのに効果的ではないでしょうか。

先物取引が行われていない作物も多いでしょう。
たとえ取引が行われている商品であっても、
・市場流動性が足りなかったり、
・参加者のバックボーンに偏りが生じているため(機関投資家ばかりとか、専業投資家ばかりとか)
不適正な価格になってしまう商品もあるはずです。

しかし、天候という誰にでも身近な商品の取引ならば市場流動性の高まりが期待できますし、より適正な価格に落ち着く商品になる可能性を秘めています。

民営のプールだとか、スキー場だとか、
天気の影響によって業績が大きく変動する業種にとってもメリットのある商品ですよね。


米国では先立って「気温」の取引が行われていますが、ハリケーンの最大風速といったそのほかの商品も上場されつつあるようです。
一方日本では、東京金融先物取引所が「気温」の上場を検討中とのこと。


近い将来お天気お姉さんが天候指数を発表する日がくるのでしょうか?
登録日時:2007/07/15(23:27)

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