天地人さんのブログ
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投資部門別売買状況(2013年12月2週)
前週末に発表された米雇用統計が市場予想を上回り、金曜日のダウが再度16,000ドル台を回復。日本市場もその流れを受けて月曜日は大幅高になりましたが、その後は材料のない中で翌週のFOMCが意識され膠着状態に。週中に米財政問題もクローズアップはされましたが、今回は早期解決が図られ、更にFOMCへの警戒感を強める形となり、週後半は軟調だった12月2週(12/9~12/13)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 12/6:15299.86→12/13:15403.11)
証自(18%) 買;1兆9755億 売;2兆5715億 差引;-5961億
法人(6%) 買;8552億 売;6141億 差引;+2411億
個人(21%) 買;2兆5022億 売;2兆7963億 差引;-2941億
外人(54%) 買;7兆2904億 売;6兆5789億 差引;+7116億
証委(2%) 買;1974億 売;2111億 差引;-137億
合計(100%) 買;12兆1857億 売;12兆2100億 差引;-243億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 12/6:1981.08→12/13:1988.18)
証自(4%) 買;153億 売;152億 差引;+2億
法人(4%) 買;189億 売;129億 差引;+60億
個人(71%) 買;3053億 売;3062億 差引;-9億
外人(17%) 買;719億 売;767億 差引;-48億
証委(5%) 買;211億 売;214億 差引;-4億
合計(100%)買;4325億 売;4324億 差引;+1億
まずは東証一部。外人が2週連続、しかも7000億円を超える大幅買い越し。その分を証券会社が売り転換して大幅売り越し。個人はいつも通り売りに転換しましたが、今度は法人が買い転換・・・と色々ありましたが、買い越しの外人以外は売り買いが入れ替わりましたね。そんなに強かった印象はなかったのですが、外人の買い越しの大きさが目立つ週でした。
続いてジャスダック。売買金額がまた萎んで4300億円台へ。個人と外人の主力組が揃って売り転換、一方で珍しく証券会社が4週ぶりに買い転換、法人は買い越し継続。売買金額縮小、そして個人&外人の売りとあまり良い材料はありませんが、指数はプラスだったんですね。次週以降もこの形が続くようなら要注意という感じでしょうか。
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