鵺～ヌエ～

[akkiiさん]

 

今日のゲゲゲの鬼太郎にはあの伝説の大妖怪である鵺(ヌエ)が登場。
『平家物語』に登場し、サルの顔、タヌキの胴体、トラの手足を持ち、尾はヘビで（文献によっては胴体については何も書かれなかったり、胴が虎で描かれる事もある）、「ヒョーヒョー」という、鳥のトラツグミの声に似た大変に気味の悪い声で鳴いた(wikiより引用)とのこと。実に得体の知れない生物・・・って妖怪だから仕方ないか。

さぞかし面白い話になるのかと思えば・・・あれ？タイムトリップ？今日は現代でなく平安時代の話でした。鬼太郎の口から出た『タイムトリップ』にはちょっと吹き出しかけた。
百鬼夜行も出てきて面白いといえば面白かったといえば面白かった。必ずしも人が物の怪を恐れているのではなく、親しげに話している人や共存している人もいて、そこはちょっとほのぼのしたかも。

陰陽師も出てきて本格的になるのかと思えば・・・へ？今日の敵は化け燈籠・・・え？なんか違う。いや、奴が陰陽師の爺さんに化けていたところは面白かったのですが、敵が鵺じゃない・・・そこがなんかショック。平安時代の妖怪を出すのであれば、もっと禍々しいのを出してほしかったかな。
ちなみに鵺はこの話ではいい奴でした。決して人に敵対する存在ではなく、むしろ人を怖がらせたくなかったというとんでもなくお人(?)良し。一説には『恥ずかしがりや』といううわさも。黒一色で黒雲の中にいたので、あながち間違いじゃないかも。
私の持つ鵺のイメージとは違うのですが、それはそれで『こんな話もありか』とは思うのですが・・・鵺と戦ったところを見てみたいと思ったのは私だけでしょうか・・・。






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