ユリウスさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ609件目 / 全702件次へ »
ブログ

マウス操作をキーボードで効率的に

 パソコンはハードが進化して早くなれば、直ぐにソフトがそれに輪をかけて重くなるので、サクサク感がなかなか得られない。そのために「WindowsXP、究極の快適設定」などと銘うってパソコンをサクサク動くようにする方法が本や雑誌にいくつか紹介されている。それは機械のチューニングに相当する事なので、やればやるほどパフォーマンスが向上し快適になるのは間違いない。だけど、翔年はもう一つ、大切な視点があると思う。それは人間がどれだけ効率的に操作しようとしているかという問題。
 ハードの問題、ソフトの問題を追求して、いくらパソコンのパフォーマンスを上げてみても、マシンを扱う人間の技術が伴わなかったら、高級ドライバーを買った初心者のゴルフみたいなもので、どうあがいてもスコアは伸びない。スコアアップには道具の使いこなしをプレイヤー自らがマスターするしか方法はない。

 パソコンも同じ事。ここではそういう視点から、翔年が心がけている方法のうち、簡単なものを選んでまとめておきたい。知っていても使っておられない読者は、是非実際にお試し下さい。(パソコンの達人には益はありません、どれもこれもご存知のやさしい事ばかりです。すみません)

 パソコンの一番の問題はマウス操作が初心者向きに作られていることで、あまりにもまだろっこしい操作を強いられる。これをキーボード操作にすることで、手間ひまをかけない快適な操作が可能になる。この操作の優れているところは大抵のソフト、例えばワープロソフト(翔年はワード)や表計算ソフト(エクセル)やエディター(秀丸)、メーラー(Outlook Express)などなど、全て共通の操作なのだから、いちいちマニュアルのお世話にならなくていいことだ。よく使うものから列挙しておおこう。
 さらに、マウス操作ばかり連続してやっていると、右肩の凝りなどの症状がでることがありますが、両手のキーボード操作を加えると右肩の負担が軽減されます。

1 [Ctrl]+[C]=コピー(一番よく使う)
→ 対象範囲を指定して、[Ctrl]+[C](コントロールキーを押しながらCキーをおす)を押す。次に貼り付け先をマウスだ指定して、[Ctrl]+[V]を押すとコピーしたいものが貼りつく。

2 [Ctrl]+[X]=移動(これもよく使います)
→ コピーーと同じように[Ctrl]+[X]を押す。選択した対象はいったん消えます。貼り付け先を指定して、[Ctrl]+[V]で貼り付ける。
この二つの操作は左手でキーボード、右手でマウスを操作できると、効率的です。

3 [Ctrl]+[P]=印刷
→ 範囲や部数など詳細設定が必要でない時は[Enter]キーを押しておしまいです。

4 [Ctrl]+[Z]=元に戻す
→ 操作を間違って、やり直す時に使うらしいが、翔年はお世話になってない。

5 [Ctrl]+[S]=保存(上書き保存)
→ 資料作成でデーター入力したら、こまめに保存しておくのがまさかの時の保険です。
6 [Ctrl]+[I]=お気に入りバーの表示
→ ネットサーフィン中の操作です。これは左側にバーが表示されるので使い勝手が非常によい。[Alt]+[A]と比べてみてください。

7 [Ctrl]+[H]=履歴表示
→ エッチなサイトもう一度見たいときには[H]です。これは覚えやすい。


8 [F4]=直前の操作の繰り返し
→ WordやExcelでは[F4]キーを押せば直前の操作を何回でもくり返すことが出来る。これは大変らくちんです。

9 [F5]=更新
→ ツールバーの「更新」の代わりに[F5]でサクッと画面が最新情報になる。マウスクリックより指。

10 [Alt]+[F4]=ソフトの終了
→ ソフトやウインドウを閉じる時の「×」(閉じる)ボタンのクリックと同じ。
[F4]はソフトが「死ぬ」で4と覚えておこう。


(おまけ)みなさんはオープンしているウインドウで画面が一杯になって、デスクトップのアイコンが隠れてしまった場合、どのようにしていますか?  
[Win-key]+[D]を押してみてください。あーら、不思議。全てのウインドウが最小化されてデスクトップがみなさんの指示をまってますよ。
※[Win-key]=Windowsの絵が描いてあるキー
 元の画面に戻りたい時はもう一度[Win-key]+[D]で瞬時に元通りです。

 まだまだ効率的なキーボード操作はあるが、あんまりたくさんやろうとしても覚えられない。自分が繰り返しよく使う操作を自然に覚えて使うのが無理がなくていいと思う。
(注)これらの操作が他のソフト、特に常駐ソフトとバッティングしている場合があるので注意が必要です。必ず自分のパソコンで正常に機能するか試してからお使いください。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。