元祖SHINSHINさんのブログ
「石原慎太郎を読んでみた」
あっそ、だからどーしたの?
って思うでしょ。
彼の著作は「新・堕落論」くらいしか読んだことが、ない。
オイラはこれを読んで、ちょいとシビれた、けど。
「太陽の季節」も読んで、ない。
「狂った果実」も読んで、ない。
だってあの人政治家だし、そんなに小説書いてないんでしょう?
普通はそう思う。
ところが・・・。
なんと・・・。
★「石原慎太郎を読んでみた」
原書房 栗原裕一郎・豊﨑由美著 1,800円+税 2013.9.4.第一刷
行きつけの書店で目にとまり、速攻で買ったのだった。
オイラはいつも、五分くらいで迷わず速攻買い。
栗原氏の企画とのことで、豊﨑氏と対談形式のイベントを行ったという。
その内容をさらに書籍化したもの。
二人とも、オイラと同じくほとんど慎太郎なんて読んだことがなかったという。
読んだらなんか出てくるんじゃないかという、まるでお化け屋敷のような企画なのだった。
序盤だけ読んだけど。
慎太郎と三島由紀夫の関係が出てきた。
どんな関係なんだ?
怪しくないかい?
って、想像しただけで怖くないだろうかw
けれどそいつは読んでからの、お楽しみだっ!
(音声さん、ここは仲間由紀恵の声にしてください)
慎太郎、実はすんごい数の小説を書いているそうだ。
この書籍を読んで、イケそうな作品はオイラも読んでみようと思っている。
目次を見ているだけで、けっこうよだれが止まらないんだけど。
「第六章 慎太郎のハードボイルド」
「第十章 慎太郎の死と生と性と聖」
「第十一章 慎太郎のスットコ小説を探せ!」
etc.
けど、オイラは今、データベースの仕事で忙しいので、
読む時間をあんまり取れないのだ。
読みたいのに、読む時間のない書籍がだんだん山積してきている状況だ。
読みたいのに読めない、そういう状況って、ホントに楽しい。
やっぱりオイラは、マゾなのだ。
PS:栗原の著作:「村上春樹を音楽で読み解く」
豊﨑の著作:「文学賞メッタ斬り!」シリーズ
「そんなに読んで、どうするの?」
「どれだけ読めば、気がすむの?」
「読まずに小説書けますか 作家になるための必勝ガイド」
おおー、よ、読みたい。。
PS2:夢枕獏は、「僕はいつも泣きながら、小説を書いています」と語った。
オイラは今、笑いながらこのブログを書いています(爆)