介入できない日本

[映画ずきのしんちゃんさん]

７日の日経平均は9684.81（-6.62）　雲、基準線、転換線上、転換線が雲の上限と衝突、ボリンジャーはプラスσ上、MACDはシグナルを上に抜け、RCIは下降途中から反転。目先は、直近高値9704の近辺で抵抗を受けているところ。　

ダウは10948.58（-19.07）雲、基準線、転換線上、ボリンジャーはプラスσ上、MACDは上昇、RCIは下降途中で止まっている。週足は基準線と転換線の上だが、両方が交差、遅行線が日々線に沿って上昇してきたが、昨年の高値近辺で天井にあたっており、抜けられるかどうか、節目にある。日足ボリンジャーバンドが狭まってきており、早晩下降に転換する危険も感じる。

ドル円は82.39雲、基準線、転換線の下、ボリンジャーはマイナス２σの下、MACDは下降、RCIは底ばいで円高の勢いが極めて強い。

アメリカの雇用統計を控え、ダウは小動きだが、節目に来ており、抜けられないと下降転換の危険もある。為替は、８１円、８０円をにらむ動きだが、通貨戦争への懸念が高まる中、介入しにくい状況になっている。政府の経済対策は、需要不足をうめるようなものではとてもなく、日経平均は値を保っているが、上値を追う環境にあるとはなかなか思えない。。。雇用統計がポジテイブサプライズになれば別だが、そちらも期待薄。もっとも日米の株のチャートづらは、かなり改善しているので下値の抵抗も強そうだ。