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投資部門別売買状況(2010年8月)
2010年8月(8/2~8/27)の月間売買状況のデータです。序盤は前月からの海外株高の流れが継続しましたが、7月の中国の輸入が悪化したため景気減速懸念が再発、為替市場で円高ドル安が進み、円が対ドルで15年ぶりの高値に到達した事で、日本市場は大幅下落し9,000円割れとなりました。
【東証一部】(日経平均株価 7/30;9537.30→8/27;8991.06)
証自(24%) 買;5兆772億 売;5兆2517億 差引;-1745億
法人(9%) 買;2兆614億 売;1兆7387億 差引;+3227億
個人(15%) 買;3兆2632億 売;3兆3471億 差引;-838億
外人(50%) 買;10兆7181億 売;10兆7908億 差引;-727億
証委(2%) 買;3700億 売;3661億 差引;+39億
合計(100%) 買;21兆4899億 売;21兆4944億 差引;-45億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 7/30;50.96→8/27;48.26)
証自(7%) 買;100億 売;100億 差引;-0.5億
法人(10%) 買;147億 売;133億 差引;+14億
個人(55%) 買;735億 売;790億 差引;-55億
外人(19%) 買;273億 売;240億 差引;+33億
証委(9%) 買;124億 売;123億 差引;+0.3億
合計(100%) 買;1379億 売;1388億 差引;-9億
まずは東証一部。外人がまた売り越しに転換し、証券会社と個人が売り越し継続、買い方は法人のみになりました。いつもこういう下落相場の時は個人は買いに回っている事が多いんですが、悲観的な見方が増えてきているんでしょうかねえ。まあ、売り越し、買い越し金額が共に小さいので、これだけで判断はできませんが。
続いてジャスダック。8月で夏休みという要因があるとは言え、売買代金が少ないですねえ。主体別に見ても主力である個人が3ヶ月連続の売り越しで、資金の流出が止まりません。浮上のきっかけは何になるんでしょうか・・・。
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