はるるっぴさんのブログ

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世界の自動車市場

ひとりごと日記です。

足元のCDSワイド化プレッシャーに注意したい。

明るい話かどうかわかりませんが
今週号の日経ヴェリタス誌によると
ニューヨーク証券取引所の「空売り」残高が急増しているらしい。

「空売り」は、将来の「買い手」になります。

明るい話かどうかわかりませんが…


厳しい投資環境ですが
明るい話題を書いてみたい。

専門家の中には、
自動車産業は成熟産業
「新興国投資に注目!」と言っている人もいる。

新興国への投資がお好きな人は、それでもよいでしょう。

ただ、
長期投資家は、それよりも新興国の発展に貢献できる
日本のグローバル企業に注目する。

実績のある世界の長期的投資家は、
静かに、将来の買いのチャンスを待っているかもしれません。

(腰の座った買いが入るのは、まだ先になると思う)

将来、世界危機の霧が晴れると、
再び、国が豊かになり、人々も豊かになろうとする。


そうなると、
やっぱり物を買う。

「節約」にも疲れが出てくる。


個人的な考えですが

順番は、

一つ目は、

携帯電話です。

周知の通り、
新興国は、電話線がないので、携帯電話が普及している。
日本の携帯電話の会社は、
世界で販売できないので、成長が鈍化するだろう。

日本の携帯電話のメーカーは、
高性能(余計)な機能がありすぎて、世界では、ほとんど売れない。

発想の転換が必要に思う。
または、三菱電機のように、撤退するのが、正解だろう。

三菱電機の担当の役員が、
「勇気ある撤退は成功だった」と言っていたと聞く。

世界では、NOKIAの携帯電話を持っている人をよく見かける。


二つ目は、

アルコールです。

ロシアの人たちも、資源高で豊かになると
ウォッカではなく、ビールを飲む。

人間豊かになると、ビールを飲む。
ビール会社を推奨しているわけでは、ありません。

もちろん、今は、ロシアも景気減速している。

余談ですが、
日本のビール会社を株式投資の観点から見ると

キリンビールは、ず~と上の会社
アサヒビールは、真ん中の方で上に行ったり下に行ったりする会社
(バランスシートを比較するだけでもわかります。)

サッポロビールは…まあ、よいでしょう。

平時ならば

「ビールが大好きな人」は、キリンホールディングスの株式投資が常道です。

(個人的な考え)

会社の1年生の友達がキリンビール本社に就職して頑張っていると聞いた。

わたしが、「キリンビールは、いい会社ですよ~」と言うと

「え~!本当ですか?友達に言っときます!」と答えが返ってきた。


銀行員さんに聞くと
ビール会社は、銀行から見れば、おいしい融資先になる。


三つ目は、

自動車です。

これは、必ず伸びる市場です。(ただしインフラの整備が大きな問題になる)
自動車で、車のプロフェショナルのもっとも評判がよいのは、
やはりトヨタとホンダとドイツ車です。

介護ロボットなどでも、両者は活躍するでしょう。

証券会社などは、ブラジル株を勧誘するときに、
バイオエタノール車がよいと言っている人もいますが
そんなわけありません。

エタノール車は、エンジンを傷めるので、評判が悪い。

ガソリン車 ⇒ ハイブリット車 ⇒ 電気自動車

が、時代の流れです。

電気自動車になると、クラッチがなくなるので、
クラッチの会社などは、大きな対応を迫られている。

長期投資家は、将来の電気自動車の普及まで、先見する必要がある。


さて、

いつになるかわからないが
世界の経済危機の霧が晴れれば、車は、また売れる。

その時が再来すると
トヨタ自動車などは、
新興国での販売が軌道にのるまで、納品価格が甘いだろう。

ふたたび、トヨタ系やホンダ系の部品会社が潤うことになるでしょう。


おもしろくないと言われるが、
トヨタやホンダは、やっぱりいい会社。

ただ、「株価水準」となると完成品メーカーなので
本当は難しい。

関連の部品会社に注目すべきでしょう。

このような、目のつけどころは、
日本株で実績のある外国人投資家は、しっかりと見ている。

「日本株には、興味ない!」と言っているが
グローバル優良企業には、「興味」を持っている。

有名な「ヘッジファンドの帝王」ジョージ・ソロス氏も
金(ゴールド)は、「歴史的な高値にある!」といって
17トンの金(ゴールド)買い持ちをしている。

ヘッジファンドは、言っていることとやっていることは違う。
(言行不一致と言う。)

この2年間で122%の高いパーフォーマンスの運用成績を出した
有名なポールソン&カンパニーも金(ゴールド)を97トン買い持ちしている。

自分たちが買う前に「買います!」とはいわない

買ってから「買います!」と言う。

⇒このときは、いったん売りを考えている。

(投資の世界も、だましはある。)

自動車産業は、世界の成長産業でもある。

世界経済危機の解決の道筋が見えてくると
日本の高い技術力をもった部品産業は、
外国資本の草刈場になるだろう。

世界の長期投資家が、本格的に稼動すれば
トヨタ、ホンダ系の優良部品会社の株価は、
サブプライム問題前の水準になると思う。

しかし、まだ先が見えない。

外国資本は、自分たちが、困って仕方なしに売っている銘柄と、
買いにまわったら、同じものを買ってくるでしょう。

日本を象徴するグローバル企業

日本の自動車産業

おおきな、試練を迎えている。
ぜひ、乗り越えてほしいと思う。


おしまいです。

今週は、時間なしで日記なしです。


PS.

先週、超一流のいくつかのグローバル企業の人と話をした。
機会があれば、問題のない範囲で日記に書ければよいと思う。

彼らは、グローバルな視野を持っているので
話をすると勉強になることが多い。
何を話しているのか、わからないことも多い。
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