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現状整理 - サブプライムローン問題とか - その1

久しぶりに長文書いてみました。予め断っておきますが、私は素人ですし間違っている箇所もあるかもしれません。



■ サブプライムローン問題の流れ・どこでどういう問題が発生しているか

∇サブプライムローン組んでる人々
お家差し押さえ、変動金利上昇で負担が大変⇒消費低迷⇒米GDPの7割は消費なので米経済への影響大きい。というのが景気への悪影響の流れ。でも今のところ、消費関連の指標を見るとそれほど消費が落ち込んでいるわけではなさそう。
対処方法としては、変動金利ローンの金利がリセットされ高い金利に設定し直されるのを止めるとか。政府が介入して、公的資金を注入して、バタバタと一気にデフォルトするのを防ぐしかないでしょうね。FFレートの利下げは、住宅市場にはたいして効かないでしょう。長期金利がそのまま下がっていくわけではないから。利下げは設備投資とかまあ製造業あたりを刺激して雇用を強くしてそっち方向から個人をサポートってことだと思います。
・ローン借り手の救済要請 サブプライムで米財務長官
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007112201000040.html


∇住宅ローン会社
もう結構つぶれていますね。
・米ニューセンチュリー破産申請へ
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/070403/5883.html


∇住宅ローン債権を証券化
ファニーメイ、フレディマック
http://www.nomura.co.jp/terms/english/f/fannie_mae.html
住宅ローンのデフォルト増加でピンチ。公的機関に近いもので潰せないでしょうから、やばくなったら公的資金注入でしょうね。
・米フレディマックの第3四半期は赤字幅拡大、貸倒引当金を積み増し
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-28983120071120



∇商業銀行・投資銀行
Citiやメリルリンチなど。ABSやらCDOやらRMBSやらで巨額の損失を計上。今は頑張って膿を出している最中。保有しているCDOなどは、まだ評価額が下がっていって損失額が膨らむ可能性はあるけど、それを受け止められるだけの体力はなんとかありそうです。
アメリカの金融機関は、FFレート利下げを続けてイールドカーブをスティープ化して(長短金利差を拡げて)やれば収益を上げられるので、CDOなどの損失はさっさと処理して、あとは地道に体力を回復していくのだと思われます。
銀行の体力低下で一般企業への融資引き締め⇒景気停滞ってのがネガティブシナリオですが、大企業の優良どころはキャッシュいっぱいもっているし(Ciscoなんてこの騒動の最中に100億ドルの自社株買い)、この辺はあまり心配ないのでは。まあでも、これでまた大企業と中小企業の格差が広がりそうな気もします。
・サブプライム問題の深化はレバレッジとCDO(債務担保証券)が主導
http://www.nam.co.jp/market/market/07/marketnow0831.html
・サブプライム危機の再燃
http://tanakanews.com/071113subprime.htm
・米銀、自己資本比率が低下 貸し渋り招く恐れも
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200711030034a.nwc


∇SIV ABCP
先週借り換えのピークだったみたいだけど、問題なくいったのかな。今後、行き詰って銀行のバランスシートにのってくるのかどうか。
・サブプライム・ローン問題-SIVとABCP
http://blogs.yahoo.co.jp/cmbsjapan/37894264.html
http://www.daiwasbi.co.jp/column/strategist/45/index03.html
http://ameblo.jp/993c4s/entry-10051412109.html
・米大手銀3行、サブプライム対策基金で支援要請へ
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-29027020071123


∇モノライン(金融保証会社)
デフォルトリスクの引き受けを行ってきたけど、実際にデフォルト連発すると持ちこたえるだけの体力がないのではないか、また、モノラインが格下げされるとその会社が過去に格付けした証券も格下げされ、その証券を持っている金融機関の損失が連鎖的に膨らむのではないかということが危惧されています。この辺まだ掘り起こされていない爆弾が埋まってそうなので今後要注意か。
・米金融保証会社に信用不安の影、経営危機に陥れば消費者への影響も
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-29014720071122
・仏ナティクシスの親会社、金融保証会社CIFG買収し資本注入へ(とりあえず対策)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-29021320071123
・参考ブログ
http://www.doblog.com/weblog/myblog/72014/358#358
http://www.doblog.com/weblog/myblog/58476/2621896#2621896
http://www.doblog.com/weblog/myblog/72014/349#349


∇クレジット市場
タイト化。流動性枯渇。資金調達コスト上昇⇒企業収益圧迫。
・クレジットクランチ-その後
http://wallstny.exblog.jp/6512007/
・クレジット・スプレッドの要因に関する実証的考察
http://www.sess.jp/meeting/report_66/15.pdf


∇ヘッジファンド
レバレッジかけているから、CDOを持っていたりすると価格下落で株式など他のリスク資産も処分しなければならなくなる。CDOなんて流動性が無いから売れないんだもん。信用全力買いしていたら、ある銘柄が下がって追証になって、これがストップ安貼りつきで売れないから、他の銘柄を処分するようなものですね。
動向はABX指数など見る。ABX指数は、多分、いくつかのホームエクイティローン(HE)のABSで構成される指数。これが下がると、ABSをもとに組成されているCDOなどの評価額も下がるのかな。この辺の価格評価とかよくわかんないです。FASB、レベル2適用ですかね。まあ、この指数が下がるとヘッジファンドの余力が厳しくなって株処分に動くって流れは合っていると思います。
http://www.markit.com/information/products/abx.html
http://www.markit.com/information/products/tabx.html

AAAのものが22日にもストンと落ちているので、期末前最後の投売りなんだかまだまだ落ちていくんだかわかりませんが、またこれで株式市場への売り圧力がくるかもしれません。でも、全てのヘッジファンドがCDOを抱えているわけでもないし、マーケットのプレイヤーはヘッジファンドだけじゃないですよね。ドル売り、金・原油買い、株売り・債券買いの戦略をやっているヘッジファンドが今は大暴れしているけど、これも逆に考えれば過剰流動性がこういうヘッジファンドに流れ込んでいるからであり過剰流動性はまだまだあるってこと。マーケットのプレイヤー全体で考えれば、こういうオルタナティブ投資よりも株など伝統的資産に振り向ける資金の方がずっと多いですし、年金基金など株を買わなくてはならないところはたくさんあるでしょう。


<制限文字数オーバーしたのでその2へ続く>
http://minkabu.jp/blog/show/24248
登録日時:2007/11/25(19:41)

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このブログへのコメント

1~4件 / 全4件

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    2007/11/25(21:51)
    こんばんは。
    以下の部分、非常に分かりやすい例えです。

    > 信用全力買いしていたら、ある銘柄が下がって追証になって、これがストップ安貼りつきで売れないから、他の銘柄を処分するようなものですね。

    「他の銘柄」というのに、
    けっこう日本株も標的にされたってわけですね。


    > 全てのヘッジファンドがCDOを抱えているわけでもないし、マーケットのプレイヤーはヘッジファンドだけじゃないですよね。

    この部分の評価が難しいですよね。
    いつ過剰流動性が株式市場へ戻ってきてくれるのか。
    そろそろ均衡点にきてくれたらいいなぁ。
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    2007/11/25(22:41)
    株育成計画3さん、

    こんばんは。
    11月の日本株の下落は、期末に伴うファンドの解約売りの影響が大きかった感じがしますね。パフォーマンス悪いから、解約した投資家が多そうです。勿論、リスクポジション縮小に伴う処分売りもあったでしょう。11月8,9日あたりにそれまで買われていた米株のハイテク系(IBM、google、amazon、etc)がドカンと売られて、同時に新興国の株式がドカンと売られたのが、CDOなどの価格下落に伴うリスクポジションの縮小の影響が大きく出た例だと思います。

    来年、無事に金融機関の損失処理の目処が立って景気もリセッションにならなそうとなれば、株式バブルがくるんじゃないかと思っています。今まで過剰流動性を吸収していたCDOなどのデリバティブ市場が縮小してしまったので、どこにマネーが流れ込むかを考えると・・・。今は債券が買われていますが、こればっかり買っていても利回りは出せませんし、コモディティなどの市場は年金基金などを受け止めるには市場規模が小さすぎますから、株式市場が上昇してきて株に投資すれば利回りが出せるって雰囲気が出てくれば一気に買われるんじゃないかと思うんですよね。
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    2007/11/25(23:03)
    再びこんばんは。

    > 株式市場が上昇してきて株に投資すれば利回りが出せるって雰囲気が出てくれば一気に買われるんじゃないかと思うんですよね。

    やはり「上昇する」という前提がないと資金が集まりませんよね。
    そのためにも「下げる」という過程が必要で、
    今が充分下げたかと言うと…
    ひょっとしてNGTNさん、先週末の先物買いに何かを感じ取ってます!?
  • 通報する

    2007/11/26(00:59)
    木曜の先物買いは、JGB先物とのペアトレードの巻き戻しが大きいと思うので、あまり意味は無いと思います。水曜にGSが日経平均先物、TOPIX先物を大きく買い越していたのは、ん?と思いましたが。

    目先は戻りそうな感じもするんですよね。ファンドの期末売り圧力が無くなるので。タイミング良く、Black Fridayの売上が好調だったなんてニュースも出ましたし。勿論、ドル・原油の動きや、金融機関の悪材料は要注意ですけどね。

    http://www.diamonds.net/news/NewsItem.aspx?ArticleID=19767


    今後数ヶ月は、ある程度戻りつつ悪材料でドカンと下げるってのを繰り返しながら下値を切り上げていくんじゃないかと思っています。
    (でも、私の相場観なんて一週間後には変わっている可能性もありますので!)

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